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研究ハイライト

Steeve Gréaux研究員および入舩徹男主任研究者らの研究成果がNatureに掲載されました。

figure_greaux2.jpg本研究による660km不連続面付近の物質構成モデル

ELSIのサテライト機関である愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター(GRC)のSteeve Gréaux研究員および入舩徹男主任研究者(同研究センター センター長・教授)らと、高輝度光科学研究センター、滋賀県立大学の研究者からなるグループは、放射光X線を利用したその場観察実験と超音波測定実験の組み合わせにより、マントル中の主要な高圧型鉱物であるCaSiO3ペロブスカイトの弾性波速度の測定に成功し、この高圧型鉱物を多く含む玄武岩質の海洋地殻物質が、マントル深部の660km不連続面直下に多量に存在することを明らかにしました。
本研究は国際科学雑誌「Nature」の1月10日版において発表されました。

詳しくは愛媛大学のウェブサイトをご覧ください。