アメリカ科学振興協会(AAAS)が発行する総合科学誌「Science」1月20日号のEditor's Choiceに、入舩徹男主任研究員(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター長)らがNature Communications誌に昨年12月7日に発表した、透明ナノ多結晶ガーネット(NPG)に関する研究成果が紹介されました。
Science誌では、他の雑誌に発表された注目される研究成果を、毎週数編Editor's Choiceとして取り上げ解説記事を載せています。1月20日号では、様々な研究分野から7編の論文が取り上げられましたが、入舩主任研究員らが発表した世界初の透明ナノ多結晶ガーネットに関する論文が、合成試料の写真とともに紹介されました。
入舩センター長らのグループは、現在もさらに多様な化学組成を持つヒメガーネットや透明ナノセラミックスの合成、またそれらの特性・生成メカニズムなどの学際的研究をすすめています。
Science誌Editor's Choiceで紹介されたNPGの写真
【研究成果の詳細】
ELSI 研究ハイライト:ナノ多結晶ガーネットの合成に成功(2016.12.8)
【参考リンク先】
サイエンス誌Editor's Choice http://science.sciencemag.org/content/355/6322/twil
原論文(Nature Communications)http://www.nature.com/articles/ncomms13753
愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター http://www.grc.ehime-u.ac.jp/