2014年2月5日(水)、清水窪小学校6年生の児童16名が地球生命研究所を見学にいらっしゃいました。
まず、本日の講師である舘野 繁彦グローバルCOE特任助教より地球についての講義を受けました。皆さんとても真剣に聞き入り、ノートにもたくさん絵や今日初めて知ったことをまとめていました。
その後、講義の中に登場した岩石に触れたり、実際に研究室で使用されている「ダイヤモンドアンビルセル」を手にして、中のダイヤモンドの様子を確認しました。
そして今回のメインイベントは「常温化で水を氷にする」という実験です!
氷は水を冷蔵庫で冷やして作る」以外にも「水に圧力を加えて氷を作る」ことが出来るということ知った皆さんはとても驚き、また氷が出来た瞬間には拍手や歓声が上がりました。
実験装置のネジを回して圧力を調節する体験では「(ねじが)固い!固い!」「氷がちょっと溶けた!」とたくさんの楽しい声が聞こえました。
地球の内部の構造を知るためには、掘削船などで直接地球を掘るだけでなく、今回清水窪小学校の児童のみなさんが手にした「ダイヤモンドアンビルセル」を使って実験室で疑似地球を作り出すような研究や、最先端のスーパーコンピュータを使う大規模シミュレーションまで多岐に渡ります。
今回の研究所見学では小学生との交流を通じ、ELSIの研究を発信し、また研究についてのご意見をいただく機会となりました。