こんにちは。私の名前はKaren Lewis。JSPS博士研究員としてELSIで働いている。私は太陽系外惑星の衛星、特にトランジット惑星の衛星の発見について研究している。でも、これは今回話したい内容ではない。私が伝えたいのは日本語を話さないベジタリアンのアドベンチャーについてだ。
私が日本に来る前、見たいことや経験したいことを書き留めていた。そのほとんどがアニメで見た内容だ。例えば、私の好きなアニメシリーズにナルト/ナルト疾風伝がある。若い忍者とその仲間が敵と戦い、新しい技術(ほとんどが超能力)を身につけていく。ストーリーの最後には、主人公たちがこの葉隠れの里のラーメン屋にいて、おいしいラーメンを食べている。そんなわけで、日本に来るときに楽しみにしていたのが伝統的なラーメン屋に行き、カウンターの背の高い椅子に座り、大きなドンブリに入ったラーメンをすすることだった。ところが、残念なことにラーメンには豚がトッピングとしてまたはスープとして入っている。
最初は自分で作ろうと試みた。同僚の助けを借りてラーメンを作るのに必要な食材のベジタリアンバージョンをすべて揃えた。味は?まあまあといった感じ。本場の味?たぶんちがう。
私にとって幸運なことは東京が大都市だということだ。大都市というのは、探せばたいていのものは揃う。ベジタリアンラーメンを見つけたのは、東京JR駅の京葉線近くに構えるおしゃれで小さな店だった。その店に入ると、私の心は浮き立った。足の長い椅子があったからだ。カウンターのようなベンチもあった。ウェイターやウェイトレスは、「この店は卵、牛乳、魚、鳥、肉を一切使っていません」と書かれた看板の前を横切って湯気の立ったどんぶりを運んでいる。そこで私は腰を掛け、英語の写真入りメニューからおいしそうなものを選び、日本人のスタッフが運んでくれたそのラーメンを、幸せそうな日本人客の隣で、後ろめたい喜びをかみしめながらすすった。
ところが、この発見を日本人の友人に伝えたところ、その店は自由が丘に姉妹店があると教えてくれた。自由が丘は大学(私が勤めている東京工業大学)から急行で1つ先の駅だ。さらに、その店ではランチでもディナーでも、同じラーメンを売っていた。ヤッター!このニュースを聞いた時の最初の反応は毎週ラーメンを食べて漫画を読むというものだった。
ということで、もしELSIを訪問する(またはELSIの一員になる)ことがあり、ベジタリアン、菜食主義、豚が苦手またはラーメンを食べてみたい人は、私が良いところを教えよう。そしてELSIを訪問したいと思っていて、ベジタリアンラーメンを食べながら衛星の探査について語りたい方は、私が、語る相手を紹介する。:)
ブログ編集者注記:
こちらが自由が丘T'sレストランのリンクです。http://ts-restaurant.jp/english/
Karen、エントリーありがとう! ひとつだけお知らせ。今度T'sに行くときは一緒に行きますよ! (^_^) !! ~Hanako Ricciardi